破傷風菌の発見には、「亀の形をしたシャーレ」が重要だった?【“新札”の横顔①】

新日本銀行券千円札の顔となった北里博士。コラム「新札の横顔」では、その功績はもちろん、意外な素顔やこぼれ話、新札に関わるエピソードなどを紹介します。

(一部「KITASATO BRANDING PROJECT」に掲載された「北里トリビア」の記事を含みます。)

「亀の子シャーレ」って知ってる?

それまで誰も実現できなかった破傷風菌の純粋培養に成功した、北里柴三郎博士。その際に考案したのが、画像で博士が左手に持っている亀の子シャーレ。

亀の子シャーレは、培養皿とフタを一体化させ、両端に口がついた亀のような形をしたガラス器具です。この亀の子シャーレを使って、水素ガスを充満させて両端を閉じることにより空気を遮断し、酸素がない場所で破傷風菌が増殖することを、北里は世界ではじめて解き明かしました。

この亀の子シャーレのレプリカは北里大学白金キャンパスにある北里柴三郎記念博物館展示室でも見ることができます。展示室は午前10時〜午後5時まで無料で一般開放しておりますので、ご興味ある方はぜひいらしてください!

※この記事は、2023年2月2日に「KITASATO BRANDING PROJECT」のブログに掲載された記事の再掲です。

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