

3月31日に、パリ水族館のAlexis Powilewicz CEOとEtienne Bourgouin担当ディレクターが来校され、海洋生命科学部との学術協定調印式が執り行われました。三宅裕志教授(海洋生命科学部 海洋背無脊椎動物学研究室)が司会を行い、天野勝文海洋生命科学部長が学術協定に至った経緯を説明したのち、砂塚敏明学長が北里大学の紹介、Alexis Powilewicz CEOがパリ水族館の紹介を行いました。その後、「Jellyfish and Polyps Academy Shared laboratory Polyps library Jellyfish school」のタイトルで特別講演会が開催され、海洋生命科学部の学生が参加しました。

パリ水族館は近年、クラゲの飼育展示や種の保全活動に積極的に取り組んでおり、多くの共同研究の依頼が寄せられている水族館です。海洋生命科学部では水族館への就職を希望する学生が多く、学術国際交流助成金の活用や教員の国際共同研究を受け、学生の国際的な視野も広がってきていることから、海外の水族館見学やインターンシップ参加希望者が増えています。

このような状況で、パリ水族館館長らが来日し議論した結果、学術交流覚書の締結に至りました。今後はクラゲの飼育研究を出発点に、他の水圏生物に関する共同研究から教員の国際化強化、学生インターンシップ受け入れ促進により学生の国際的な経験を支援していく予定です。
■パリ水族館について
万国博覧会の開催に合わせて1867年に建設された世界初の本格的な水族館。1984年に一度閉館後、2006年にリニューアルオープンし、年間約70万人の観光客を迎える現代的な水族館となりました。現在では38匹の鮫、2,500匹のクラゲ、700のサンゴを含む、フランス本土及び、海外から集められた13,000匹の魚や無脊椎動物が生息しています。
教育や保全活動にも力を入れており、地元の学校や大学、研究機関と連携して教育プログラムを提供しているEU圏内でも有数の水族館です。その中でもクラゲ類の展示規模はEU圏最大級を誇り、教育目的のクラゲ展示館も建設し、EU圏内におけるクラゲ飼育展示のリーダーとして活躍しています。

調印式後、パリ水族館のAlexis Powilewicz CEOに北里グッズを渡す砂塚敏明学長
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