未来のノーベル賞候補が続々! 北里研究者サミットに若手研究者が結集 専門を超えたコラボを模索

※上記写真はご本人の許可を得て掲載しています。

 北里大学の若手研究者が専門領域を超えたコラボレーションを進めるために、それぞれの研究を紹介する「第1回北里研究者サミット」が3月1日、相模原キャンパスで開かれました。約80人の研究者が参加し、熱い交流が行われました。

■手術技術から天然化合物ライブラリなど多様な研究を紹介

 開会では砂塚学長が「研究に高いモチベーションを持って取り組めば、それは必ず学生への教育にもつながる。10年、20年後に、ここから大村智特別栄誉教授に続くノーベル賞受賞者が出る事を期待している」とあいさつしました。

 続いて口頭発表では、各学部の代表がそれぞれの学部の紹介をしながら、自身の研究を発表しました。薬学部の伊藤雅洋助教を皮切りに、9学部と大村智記念研究所の10部門が発表を行い、医学部の柴原一陽准教授による脳腫瘍治療の最新手術技術の報告や看護学部の椿美智博講師によるコロナ禍での医療従事者の課題についての報告、未来工学部の島津秀康教授と力丸佑紀准教授による実例を用いたデータモデリングの応用可能性、大村智記念研究所の稲橋佑起准教授による約5000の培養抽出物を作製・保管した世界有数の天然化合物ライブラリのさまざまな研究への応用の実績と可能性など、バラエティーに富んだ研究が紹介されました。

■「社会実装を見据え、共同研究は不可欠」参加者は手応え実感

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 午後からは今回参加した約80人の研究者がそれぞれの研究をパネルで紹介。至るところで研究者同士による熱心な情報交換が行われました。さらに参加者によるディスカッションや懇親会も行われ、学部の垣根を超えた研究者同士の交流を深めるとともに、それぞれ研究のコラボレーションに関する可能性を探っていました。

 以前から学内の若手研究者の交流に取り組んでいる医療衛生学部の松本俊英講師は「社会実装を見据えた研究を進めていく上で、他分野との共同研究は不可欠。さまざまな分野の研究者が交わる機会は重要だと思います」と力を込めました。

 学内の若手研究者ネットワーク「若手Lab」を開催している理学部の堤弘次講師は「北里大学は、適度な規模感で研究室間の連携がしやすい環境であることが大きな強みです。若手研究者の活動と大学全体の取り組みが相互に補完し合い、新たな研究プロジェクトが生まれることを期待しています」と今後の可能性を感じていました。

■砂塚学長「研究を楽しみ、北里の学統をつないでほしい」

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 今回のイベントを発案した砂塚学長は「研究者には、サラリーマン的な考え方ではなく、研究を楽しむ気持ちが必要。今回のサミットを通して、面白く、ユニークで多様性があり、若いメンバーが活発に研究していることが分かりとてもうれしい。大学としては、きっかけ作りを重視し、横断的な研究ができる環境を整備していく。北里大学の学統をつなげ、歴史ある研究の流れを継承しながら、特徴ある大学として発展していきたい」と期待を語りました。

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